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【練馬駅/食レポ】せんべろ!立ち飲み居酒屋ドラム缶練馬店で飲む

練馬駅の南口。千川通りを左に折れて、三井住友銀行を右に曲がる。
練馬消防署と練馬警察署の通りだ。

練馬警察署の斜向かいに、新しいせんべろが出店した。
立ち飲み居酒屋ドラム缶練馬店だ。

私の財布に対する妻の監視が厳しい。でも、せんべろなら・・・。そんな想いで覗いてみることにした。

本当に1000円で飲める店

立ち飲み居酒屋ドラム缶練馬店は、店主の丸山英二さんが一人で切り盛りする小さな居酒屋だ。

ブルーに塗ったドラム缶数台とカウンター。1品注文するごとに代金を支払うのがルール。

料理も100円から250円程度と一般的な立ち飲み屋と比べても確実に安い。酒もハイボールが200円、チューハイにいたっては150円と、我々のような財布が厳しいサラリーマンには嬉しい価格設定である。

会社帰りにチョイ飲みしても1000円だけで十分に飲める正真正銘のせんべろなのだ。

テーマは「飲み仲間が見つかる店」

そんなドラム缶練馬店にはあるこだわりがある。
それは、店の名前の通り、ドラム缶がテーブル代わりであることと、椅子がないことだ。

立ち飲みで、店名がドラム缶なのだから当たり前じゃないか!と思うかもしれない。

いや、ここは他の居酒屋とはまったく違うドラム缶だけの特徴なのだ。

「お客様同士がつながれる場所を作りたかったんです」と丸山さん。

ドラム缶という狭い丸テーブルでお客同士が近い距離で会話ができる。椅子がないことで心の仕切りもできない。それが、ドラム缶の魅力であり、丸山さんが作りたかったお店なのだ。

平日の仕事帰りにちょっと寄ってみる。
何度か通っているうちにお互いの顔を覚えてくる。そして飲み仲間になる。

そんな仲間が作れるお店。

地元で飲み仲間を作りたいと思っても、すでに出来上がった常連メンバーに入り込むのは難しい。この垣根をドラム缶1つで外してくれる素晴らしい仕掛けなのだ。

作りたかった「人と人をつなぐ店」

そんな想いを胸にドラム缶を出店した丸山さんだが、苦い失敗談がある。

40代前半に印刷会社を脱サラし、中村橋にお酒を飲める蕎麦屋を出店した。

しかし、お酒の飲める蕎麦屋を一人で回すのは限界があった。2年ほど続けたものの、やむなく閉店を余儀なくされた。

しかし、再びサラリーマン人生に戻る気にはなれなかった。

足繁く通ってくれる常連のお客様。お店で出来るお客様同士の人間関係・・・。人と人の温かさやふれあいが忘れられなかった。

そんな時、料理や価格設定などオーナーの裁量で決めることができる居酒屋チェーンを見つけた。それがドラム缶というわけだ。

ドラム缶オリジナルの料理が美味い

店のメニューについて色々伺っていると、見慣れないメニューが多いことに気がつく。

「ジャガバター塩辛」「しそニンニク」「下町グラタン」「コーヒーハイ」

定番メニューに混じって、ありそうで見かけない(少なくとも筆者は)メニューが面白い。

早速、注文してみることにした。

しそニンニクは、香り豊かなシソにニンニクを漬けたシンプルなつまみだ。

ニンニク独特の匂いがなく、クセを感じない。
それでいてシソの香りが箸をすすめる。シンプルながら病み付きになる旨さだ。
これで、たったの100円。

次にジャガバター塩辛。

ジャガバターもイカの塩辛も居酒屋の定番メニューだ。
しかし、組み合わせて食べたことがない。どうしても気になって注文してみた。

いや、これは発明に近い組み合わせだ。正直、驚いた。
これまで、なぜ気がつかなかったのだろう。

イカの塩辛をジャガバターと合わせて食すと、まろやかで美味い。
バターがジャガイモと塩辛を優しく包み、舌の上でとろけるのだ。

安くて美味いを追求すると、こんなに上品な料理に仕上がるのか・・・。

下町グラタンも、我々オッサンが子どもの頃に食べた、あの懐かしい味だ。

腹を空かせて帰った晩飯にお袋が作ってくれたグラタン。昭和のグラタンそのものだ。

モツ煮も名古屋風の赤だし仕込みで、これまた絶品。
とても200円とは思えない仕上がりだ。

どの料理も、1人分。だからこそ、様々な味が楽しめる。
それでいて、支払いは1000円で十分だ。

長居は不要。でも、週3で立ち寄りたい店だと思う。

そのうち、筆者も他の客に顔を覚えてもらえるだろう・・・。あ、いや、私もすでにドラム缶練馬店の魅力にハマってしまった。

店舗情報

東京都練馬区豊玉北5-15-15-1F 練馬中央ビル
営業時間16時~23時 (不定休) ※日曜日営業あり
TEL 03-6914-7708
※ 喫煙可能です!

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